2012年05月10日

「柳宗悦と丹波の古陶」開催中です(5/27まで)

丹波チラシ.jpg

日本民藝館が所蔵する丹波焼の優品125点が、兵庫陶芸美術館で展覧されています。
柳宗悦は晩年「最も日本らしき品、渋さの極みを語る品、貧しさの富を示す品」と評し300点余りの丹波焼を蒐集し、その美を讃えました。
この展覧会では、柳の著作『丹波の古陶』を中心に作品を厳選することによって、柳の丹波焼に向けられた審美眼をたどります。
また、併せて柳が丹波焼を知るきっかけとなった丹波布や、丹波布が表装に用いられた大津絵も展示しています。

私も先日伺いましたが、日本民藝館で見る雰囲気と趣がかわり、丹波焼一点一点にライトが当たりとても美しく、じっくり鑑賞することができました。
美術館の導線からも柳がどのようにして丹波焼に魅かれて行ったのか、を見ることができます。
立杭周辺の窯場めぐりとともに、この機会にぜひご覧ください。

立杭に残る最古の登り窯(まだ現役です)

nobori02.jpg 

nobori01.jpg 
(an)
posted by mingei at 18:35| 展覧会情報

2012年03月09日

濱田窯の再建後初の窯焚きを見てきました。

2011年3月11日の震災後、
再建された益子・濱田窯の初めての窯焚きが3/2-7に行われました。
お誘いを受け、3/6の晩に急遽伺うことができました。
震災後の壊滅的な状況から再建された登り窯と塩窯(写真)に、火が入っているのを間近で見ることができ、なんともいえぬ思いがしました。
来週には窯出しをするそうで、出来上がりが楽しみです。
益子参考館の再建もまだまだ時間はかかりますが、復興の第一歩としてうれしい出来事でした。

震災後一年となる3月10・11日には、城内坂を主な会場として、「復興感謝市」が開催されます。
益子参考館でも濱田庄司が使用していた工房のろくろを用いての実演公開等、関連イベントを実施するそうです。
http://www.sankoukan-saiken.net/
ぜひお出かけください。

登り窯01.jpg

塩窯01.jpg   (an)
posted by mingei at 15:49| 各地の手仕事

2012年02月25日

民藝3月号は「東北の民家・民藝」特集です

『民藝』3月号は 2/29に発行します。

特集は「東北の民家・民藝」

図版は
東京民藝協会常任理事で、民家研究家・故小林昌人氏撮影の
1950年代を中心とした東北各地の民家の写真で構成されています。
今や見られない民家も多く、貴重な写真の数々です。

本文は
水尾比呂志(日本民藝協会名誉会長) 「民家」
小林昌人(民家研究家) 「秋田のスス窓」
柳宗悦 「民藝と東北」
中田達男(角館樺細工伝承館館長) 「柳宗悦と角館」

表紙は、1958年撮影の山形県鶴岡市(旧東田川郡)「田麦俣」の集落です。
この集落には、現在二つの多層民家が残されているそうです。

小林昌人氏は昭和30年代に『民藝手帖』の編集に携わり、長きにわたり「民家巡礼」を連載。
電子工学技師の多忙な仕事の傍ら、お休みの日に全国の失われつつある民家の写真を40年あまりにわたって撮り続けました。
撮影されたフィルムは数万枚におよぶそうです。
その写真群は一枚一枚きれいに整理されていました。
きっと寝る間も惜しんでやられていたのだと思います…。
今回は小林昌人氏のご遺族のご協力で、このような特集を組むことができました。
この場を借りて御礼申し上げます。

2012-3.jpg

(an)
posted by mingei at 12:24| 『民藝』

2012年02月19日

山形で「第37回民藝展」開催(3/14-18)

3/14(水)-3/18(日)まで、山形市民会館にて第37回「民藝展」が開催されます。

山形民藝協会のみなさんを中心に準備され、毎年行われております。
昨年も、震災のすぐ後でしたが東北を元気づけようと予定通り開催されました。

今年は、「柳宗悦の見た山形の民藝」と題し、山形県内の民藝を一堂に展示するそうです。
入場無料で、ご来場の方にはお抹茶とお菓子がサービスされます。ぜひご覧ください。

yamagata2012.jpg

第37回「民藝展」
「柳宗悦の見た山形の民藝―柳宗悦著『手仕事の日本』より―」

会場 
山形市民会館(大会議室、展示ホール)
    〒990-0039 山形市香澄町2-9-45
    電話023-642-3121
日時 2012年3月14日(水)-18日(日)
    10時-17時(最終日は16時まで)
    (入場無料)

第38回「民藝講演会」

日時 3月17日(土)14時より
会場 山形市民会館小ホール
演題 「手仕事の日本」
講師 志賀直邦氏(東京民藝協会会長/銀座たくみ社長)
    (入場無料)
(M)
    
posted by mingei at 12:15| 展覧会情報

2012年01月28日

『民藝』2月号は「日本民藝館展」の特集です。

まもなく『民藝』2月号が発行されます。
特集は「日本民藝館展」です。

昨年12月に日本民藝館にて行われた「日本民藝館展」の特集として、日本民藝館賞や日本民藝協会賞ほか受賞者の方のおことばや審査委員の方々による講評などをお届けします。

受賞者の方のおことばからは、率直なものづくりへの姿勢が感じられて、心打たれました。
受賞作品やその他優品と共にお楽しみください。

詳しくは、
日本民藝協会ホームページをご覧ください(→こちら

240201.jpg

(M)
posted by mingei at 10:09| 『民藝』

2012年01月12日

H.I.S.「民藝の旅―益子編―」(1/28出発)のお知らせ

このたび、日本民藝協会監修・栃木県民藝協会協力で、
H.I.S.企画「民藝の旅 『手仕事の日本』を見直そう―益子編―」が1/28に実施されます。

東京新宿を8時に出発、益子陶芸美術館「濱田庄司スタイル展」や益子参考館、益子焼窯元、藍染工房、民芸店等を見学し、20時頃新宿に戻ってくるコースです。(お昼付、入館料や見学料金はツアー金額に含まれます。)

ぜひご参加ください。

日時 1月28日(土)8時新宿発
価格 12,800円(税込)

締切は、出発日前日の27日までです。

詳細は、H.I.S.の
「民藝の旅『手仕事の日本』を見直そう(益子編)」のページをごらんください。
(→
こちらをクリック)。


民藝his.jpg

(M)
posted by mingei at 10:35| その他

2012年01月11日

岡崎市美術博物館にて「芹沢_介展」開催(2/11-3/25)

各地を巡回しておりました「芹沢_介展」が岡崎市美術博物館で開催されます。

染織家であり、民藝の思想に深い共感を寄せる宗廣陽助氏が長年にわたり芹沢_介作品に魅せられ、その蒐集を続けてきました。それらのコレクションを一堂に集めた展覧会です。

私は、松濤美術館での同展を拝見しましたが、芹沢作品の質と量に圧倒され、見応えのある充実した展覧会でした。
是非ご鑑賞ください。

名称 「宗廣コレクション 芹沢_介展―手仕事を愛でる―ある染織家の渾身の蒐集」
会期 平成24年2月11日(土)―3月25日(日)
時間 10時―17時
会場 岡崎市美術博物館
    愛知県岡崎市高隆寺町峠1 岡崎中央総合公園内
電話 0564-28-5000
料金 一般1000円 小中学生500円
URL http://www.city.okazaki.aichi.jp/museum/bihaku/top.html
(M)
posted by mingei at 12:05| 展覧会情報

2011年12月28日

『民藝』2012年1月号が発刊しました。

今年ももうすぐ終わりです。
いろいろなことがあった一年でした。
会員の皆様はじめ、本年もたいへんお世話になりました。

日本民藝協会、日本民藝館は今日で仕事おさめです。
来年1月7日より特別展「スリップウェアと西洋工芸」が始まります。

この展示に関連し、『民藝』新年号は「英国のスリップウェア」特集です。

スリップウェアとは、化粧土(SLIP)を用いて文様を描き、表面にはガレナ釉などを掛け、低火度で焼成する焼物の総称です。
日本でよく知られているのは、18世紀中頃―19世紀末に実用品として生まれた英国陶器で、その美しさを初めて認め世に広めたのは、柳宗悦と民藝運動を支えた陶芸家たちでした。
本文は、柳宗悦「挿絵小解」、河井寛次郎「化粧陶器」、月森俊文「スリップウェア」を掲載。
図版は、日本民藝館所蔵・英国のスリップウェアを紹介します。
日本民藝館の展示にあわせて、お読みいただければと思います。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。
(an)

2012-1.jpg
posted by mingei at 19:06| 『民藝』

2011年12月22日

熊本国際民藝館で「巨匠 棟方志向の魅力―板画と書画―」展開催(平成24年1月3日より)


熊本国際民藝館では、年明けの1月3日より、
「巨匠 棟方志功の魅力―板画と書画―」展が開催されます。

同展では、石井頼子さん(棟方板画美術館学芸員)の個人コレクションが3期に分けて展示されます。それぞれ魅力的な企画展ですのでぜひともご来館ください。
会期中に3回、石井さんによるギャラリートークも行われます。


〔1期〕平成24年1月3日(火)―15日(日)

「棟方志功の愛した津軽凧絵名品」展

 東北地方に民藝運動を広めた弘前の相馬貞三(つがる工芸店店主)から棟方に贈られた津軽凧絵、昭和の名品の数々と、お正月にちなんで年賀状を展示。


〔2期〕平成24年1月17日(火)―3月18日(日)

「棟方志功の魅力―板画と書画―」展

 河井寛次郎の詞をもとにした詞画集「火の願ひ」を中心に、板画、倭画、書、絵付陶器などを展示。


〔3期〕平成24年3月20日(火)―5月6日(日)

「棟方志功の装幀本」展

 棟方の装幀本約120冊と装幀資料、原稿など。引き続き「火の願ひ」の一部も展示。


〇ギャラリートーク
 講師 石井頼子氏(棟方板画美術館学芸員)
 料金 1,000円(入館料込)
 日時 1月17日(火)、3月18日(日)、3月20日(火)各回13時30分より

 ・詳しくは、
熊本国際民藝館(電話096-338-7504)までお問い合わせください。

20111222.jpg

(M)
posted by mingei at 17:41| 各地の民藝館や関連美術館

2011年12月03日

『民藝』平成23年12月号まもなく発刊します(本号はプレゼント付)。

『民藝』平成23年12月号が発刊となります。

「出雲民藝協会50周年」の特集です。

10月23日(日)に出雲民藝協会の50周年式典が行われまして、その時の多々納弘光さんの記念講演を中心に会員さんの方のお話や出雲の作り手紹介などで構成しております。

また、出雲の作り手の方々(出西窯、斐伊川和紙、白磁工房、出西織多々納工房、いしむら塗物工房、高橋鍛冶屋)よりご提供いただいた品々をプレゼントする企画があります。本誌内の応募券をハガキに貼ってご応募いただけますので、ぜひどうぞ。
(M)
23-12hyoshi.jpg
posted by mingei at 16:36| 『民藝』