2011年02月15日

「手技体験・琉球張子絵付」が行われました

21213日と日本民藝館西館にて「手技体験・琉球張子絵付」が開催されました。
講師は日本民藝館展にも毎年出品し、沖縄で玩具ロードワークスを主宰する豊永盛人氏。
沖縄の張子について『民藝』2006年1
月号「日本の人形と玩具」の号にも執筆していただいています。

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今回の内容は、日本民藝館所蔵の三線人形を再現した豊永氏の人形の絵付体験。
まずは日本民藝館の「日本の古人形」展を見学、豊永氏より琉球張子について解説がありました。
その後、西館へ戻り、講師の絵付の筆さばきを見学。さすが早いです!
皆さんまっ白な張子から、思い思いに絵付けをされていました。顔はとても真剣。
顔の表情の決め手は、左右の黒目の位置をまず定めることだそうです。

沖縄のお菓子を食しつつ、出来上がった作品とともに自己紹介。
三線以外にも、バットやお魚、お椀を持ったり…
各々個性的なものが出来上がりました。
また表情がどこか本人に似ている気がします。
自分の張子をお土産に、皆さんたいへん満足して終了しました。

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豊永氏は沖縄の伝統的な張子以外にもユニークな作品がたくさんあり、
全国のファンを魅了しています。
新しくオープンした沖縄の
お店にも足をお運びください。
 

○琉球張子について
昔、沖縄で頻繁に作られていた玩具で、主にユッカヌヒー(旧暦54
日)と言われるお祭りでの玩具市で売られていました。
南国特有の色使いが印象的ですが、昭和初期までにはブリキやセルロイド製の輸入玩具に市場を奪われだんだんと衰退して行きます。しかし今でも、少数ではありますが職人の手によって伝統とその志は受け継がれています。
代表的なものに「ウッチリクブサー(起き上がり小法師)」、「チンチンウマグヮー(馬乗り)」などがあります。
(an)
posted by mingei at 12:59| 日本民藝館