2014年05月05日

日本民藝館と鈴木大拙館入館料相互優待のお知らせ

鈴木大拙館と日本民藝館は、交流事業の一環として、以下の通り、入館料の相互優待を始めました。 

鈴木大拙館賛助会員の日本民藝館入館料
大人 1,100円 → 600円
日本民藝館友の会会員の鈴木大拙館入館料
300円 → 無料
日本民藝協会会員の鈴木大拙館入館料
300円 → 250円

よろしくお願いいたします。
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2014年04月01日

岡山県津山のM&Y記念館を訪問しました。

少し前になりますが、3月の半ばに岡山県津山のM&Y記念館を訪問しました。

同記念館の名称に使われている「M」&「Y」は、棟方志功の「M」と柳井道弘の「Y」からとられています。

この地方出身の詩人柳井道弘と板画家棟方志功との津山地域での交流を記念し、2008年に開館しました。
津山ゆかりの棟方志功作品や他で見られないような珍しい作品も展示されています。また、併設展示では現代作家作品を中心に、興味深い企画展が行われています。

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『民藝』誌の広告ページには、この記念館さんが毎月書き下ろしで津山と棟方志功にまつわるエピソードを掲載してくださっています。
そのご縁で、初めて津山を訪れました。

津山市は、津山藩の城下町として発達した都市で、出雲街道沿いには、いまも歴史ある建造物が多数残されていました。現在も、岡山県で3番目の人口を有し、山陰と山陽を結ぶ中継点となっているそうです。

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津山市内には、棟方志功や谷崎潤一郎の碑も設置されています。

今回は、1日だけの滞在でしたが、食べ物もおいしいものがたくさんあるとのこと。

M&Y記念館さんは、棟方志功が津山に残した足跡を少しでも多くの方々に知ってもらうべく、熱心に活動されています。
皆様もぜひ、M&Y記念館と津山を訪ねてみてください。

突然の訪問でしたが、館のみなさんに大変よくしていただきました。どうもありがとうございました。

https://www.facebook.com/munakata.yanai.artmuseum

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2013年11月13日

倉敷民藝館「展示即売会 倉敷本染手織会作品展」(11/19から24まで)

倉敷民藝館では展示即売会「倉敷本染手織会作品展」が開催されます。

倉敷民藝館特設ギャラリーにて、本染手織の木綿、絹、毛などのショールや椅子敷、センターなど約800点の展示即売会です。
1953年に外村吉之介倉敷民藝館初代館長によって創立された倉敷本染手織研究所の卒業生の作品展。

会期 2013年11月19日(火)から24日(日)まで
    9時から17時まで(最終日は16時終了)
    展示会場は入場無料
会場 倉敷民藝館 特設ギャラリー
主催 倉敷本染手織会


[倉敷民藝館今後の開館情報]

12月1日まで 外村吉之介初代館長没後20年特別企画「少年民藝館展」
12月2日から5日 展示替えのため休館
12月6日から平成26年6月1日まで「倉敷民藝館の新しい仲間たち」

年末年始は、12月29日から平成26年1月1日まで休館


    倉敷民藝館ホームページ
    http://kurashiki-mingeikan.com/

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2011年12月22日

熊本国際民藝館で「巨匠 棟方志向の魅力―板画と書画―」展開催(平成24年1月3日より)


熊本国際民藝館では、年明けの1月3日より、
「巨匠 棟方志功の魅力―板画と書画―」展が開催されます。

同展では、石井頼子さん(棟方板画美術館学芸員)の個人コレクションが3期に分けて展示されます。それぞれ魅力的な企画展ですのでぜひともご来館ください。
会期中に3回、石井さんによるギャラリートークも行われます。


〔1期〕平成24年1月3日(火)―15日(日)

「棟方志功の愛した津軽凧絵名品」展

 東北地方に民藝運動を広めた弘前の相馬貞三(つがる工芸店店主)から棟方に贈られた津軽凧絵、昭和の名品の数々と、お正月にちなんで年賀状を展示。


〔2期〕平成24年1月17日(火)―3月18日(日)

「棟方志功の魅力―板画と書画―」展

 河井寛次郎の詞をもとにした詞画集「火の願ひ」を中心に、板画、倭画、書、絵付陶器などを展示。


〔3期〕平成24年3月20日(火)―5月6日(日)

「棟方志功の装幀本」展

 棟方の装幀本約120冊と装幀資料、原稿など。引き続き「火の願ひ」の一部も展示。


〇ギャラリートーク
 講師 石井頼子氏(棟方板画美術館学芸員)
 料金 1,000円(入館料込)
 日時 1月17日(火)、3月18日(日)、3月20日(火)各回13時30分より

 ・詳しくは、
熊本国際民藝館(電話096-338-7504)までお問い合わせください。

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2011年10月04日

熊本国際民藝館「雑誌『工藝』の美 表紙を奏でた民藝の巨匠たち」展開催中(12/25まで)

熊本国際民藝館では、特別展「雑誌『工藝』の美 表紙を奏でた民藝の巨匠たち」展を開催しています。

昭和6年より柳宗悦の監修のもと創刊された雑誌『工藝』は、民藝同人として活躍する芹沢_介、棟方志功、鈴木繁男、三代澤本寿らが表装を担当し、和紙や布表装で作られるなど、随所にこだわった誌面構成で120号(昭和26年終刊)まで発刊されました。

それらを一堂に紹介する展覧会だそうです。ぜひごらんください。

9/6-12/25まで。月曜日休館(月曜が祝日の場合は翌日がお休み)です。

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熊本国際民藝館ホームページ
http://www11.ocn.ne.jp/~kumingei/

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2011年09月24日

鳥取民藝美術館で「吉田璋也と牛ノ戸焼」展開催中(2012/3/25まで)

鳥取民藝美術館では、「吉田璋也と牛ノ戸焼」展が開催されています。

鳥取の民藝運動を支えた吉田璋也は昭和6年に新作民藝運動を起こし、鳥取の数々の工芸品をプロデュースしてきましたが、その最初が牛ノ戸焼でした。
この前の企画展もそうでしたが、同館は「鳥取新作民藝・80年」と題して、入念な準備をされ興味深い展覧会を企画されています。
ぜひご来館ください。

私は、今月の倉敷夏期学校の参加後に鳥取へ参りまして、鳥取民藝美術館はもちろん、現在まで続く牛ノ戸焼の窯場も拝見。伝統的なお仕事を支える作り手の方にお会いし、窯場を見学して、あの特有の黒と緑の釉薬が生れた背景を心に刻んできました。

その土地であるからこそ、生み出され、育まれてきた美しいものづくりをこれからも応援していきたいと思います。

「吉田璋也と牛ノ戸焼」展は来年の3/25まで開催されています(階上展示は「中国李朝の工芸」。こちらもぜひ)。

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2011年09月22日

豊田市民芸館特別展9/13より開催中です。

台風15号は各地に猛威をふるいました。
東京は交通がマヒし、私も民藝館のなかにしばらくかんづめでした。
夜には無事帰れましたが。

さて、豊田市民芸館では、特別展「日本民藝館コレクション―柳宗悦の眼―」が開催されています。

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「2011年4月から6月に日本民藝館(東京・駒場)で開催された『日本民藝館名品展』の展示内容を再構成して、柳宗悦の蒐集した逸品を中心に自筆原稿や私家本、写真など約170点を展示紹介します」(同展チラシより)

9/13から12/4まで。
日本民藝館の優品が多数展示されておりますので、この機会に是非。

松屋銀座の柳宗悦展、日本民藝館の特別展「朝鮮時代の絵画―19世紀の民画を中心に」と、ただいま柳コレクションが色々な場所で展観中です。

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2011年08月29日

倉敷民藝館企画展のご案内です。

倉敷民藝館は、8/29(月)の1日のみのお休みだけで、それ以外は開館しているそうです。夏休みの暑いなか、頑張っておられます。
でも、もっと早くご連絡すればよかったですね。申し訳ありません。

さて、岡山県倉敷市内を主会場とする日本民藝夏期学校(9/2-4まで行われます)もいよいよとなってまいりました。

倉敷民藝館では、12/4(日)まで「民藝が生きている国の工芸展―アメリカ大陸編」を開催中です。

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「アフリカ・ヨーロッパ編」、「日本編」と続いた、シリーズの第3弾。
アメリカ合衆国、メキシコ、グアテマラ、ペルーを中心としたアメリカ大陸の、豊かな色彩と生き生きとした模様の手仕事の品々がご覧いただけます。

それから、倉敷夏期学校の開催に合わせ、併設で「倉敷民藝館名品展」も開催されます(8/30から9/25まで)。
トータルで15000点の収蔵品のなかから、選りすぐりの名品約40点が展示されるそうです。

私も民藝館を訪ねるのを楽しみに、久々に倉敷に伺いたいと思っています。

尚、9月からは平常通り、月曜日がお休みになります(祝日は開館)のでご注意ください。

[倉敷民藝館]
 住所 〒710-0046 岡山県倉敷市中央1-4-11
 電話 086-422-1637
 時間 9時-17時(12月-2月は16時15分まで)
 料金 大人700円 大高生400円 中小生300円

(M)
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2011年07月21日

鳥取民藝美術館企画展「鳥取新作民藝・八十年  デザイナーとしての吉田璋也」開催中です(9/10まで)

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鳥取の民藝運動を牽引した吉田璋也(1898-1972)。
鳥取の諸工芸品を集め、「新作民藝」と呼ばれる生活工芸品を作り、「民藝のプロデューサー」として民藝運動を推進しました。

今年はその運動が80年を迎えるそうです。
本展では、デザイナーとしての吉田璋也にスポットを当て展観されています。

9/10まで。

鳥取民藝美術館は、ホームページ(ブログ)が度々更新され読みやすく、私も楽しく拝見しています。
並びのたくみ工芸店やたくみ割烹店の情報もあり、鳥取のタイムリーな情報を季節感を交えながら伝えてくれます。みなさんものぞいてみてください。

鳥取民藝美術館の詳しい情報はこちら

http://mingei.exblog.jp/

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2011年07月15日

益子参考館震災再建基金が設立されました。

2011年3月11日の大震災。
益子参考館はその際、展示館や収蔵庫、収蔵品、登り窯などに大きな損壊がありました。

このたび、益子参考館復旧のため、「益子参考館震災再建基金」が設立されました。
7月9日、宇都宮市内にて正式な記者発表が行われ、振込先等が決まりましたのでお知らせいたします。

「益子参考館震災再建基金」

○振込先
 ゆうちょ銀行[財団法人益子参考館]:00180-7-512585
 足利銀行[益子参考館震災再建基金]益子支店 普通預金:3009661
(基金をお寄せいただいた方は、ご氏名、寄附金額を下野新聞に掲載させていただきます。ただし匿名希望の方は下記事務局までお申し出ください。)

○事務局
 〒321-4217 栃木県芳賀郡益子町益子4264
 益子参考館震災再建基金準備室事務局(鰍ツかもと内)
 電話0285-72-3223/FAX0285-72-1139
 (担当・合群)

○より詳しい情報は下記をご覧ください。

 ・益子参考館再建運営委員会ブログ

 ・
財団法人益子参考館HP
 

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2011年04月24日

「日本の手仕事 篭と笊展」(4/27-6/5まで、於出雲民藝館)開催。

出雲民藝館では、
出雲民藝協会の創設50周年を記念し、
「日本の手仕事 篭と笊展」が(4/27−6/5まで)行われます。

全国のカゴ・ザルの優品が展示販売されます。

詳しくは、画像をクリックしてごらんください。

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2011年04月20日

京都民芸資料館で開館30周年記念「泥絵」展が開催されます。

京都民芸資料館は、開館30周年を迎えます。

それを記念し、「開館30周年記念春季特別展 泥絵―どろえ―」が開催されます。

開館は、5月の各日曜日と6月19日。
みなさまお出かけください。(詳しくは下の画像をクリックしてご確認ください。)

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あわせて5月3日には、恒例の「民芸のみの市」を開催。
「少しキズもので、日常にお使いいただくには差し支えないものを格安でお求めいただき、好評を得ております。」と案内があります。

会場は、資料館ではなく、
「妙満寺信行道場2階」
5月3日(火祝)11時―14時
(午前10時から整理券を配布するそうです。)

陶磁器、木工品、染類、漆器などが即売されます。

(M)
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2011年03月25日

関連美術館の東北関東大震災被災状況について

このたびの震災で、各地の関連美術館の被害が伝わってきております。

宮城県仙台市の東北福祉大学芹沢_介美術工芸館は、建物、収蔵品に被害があり休館しております。思いのほか被害が広がらなかったとのことで、復旧に向けて、スタッフの方が奔走されています。

栃木県益子町の益子参考館も震災の影響で休館しています。
益子町は、町にある約40基の登り窯ほとんど全てが崩落したり、亀裂が入ったりしているとのこと。非常に大きな揺れであったことが予想できます。
参考館は特に被害が大きく、建物には亀裂が入り、貴重な収蔵品も多くが破損しているような状況。濱田庄司先生が実際に使用していた登り窯も半壊、塩窯は全壊しています。(被害状況は下の写真をご覧ください)
このような結果を受け、近く「益子参考館震災再建基金」を設立し、支援を募るそうです。

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皆様ご支援、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
(M)
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2011年02月18日

倉敷民藝館3月の展示

今日の東京は、昨夜の雨が一転して、晴れ間が見えていますが風が強く吹いています。

さて、倉敷民藝館では、3月3日(木)―6日(日)まで、
「紅(くれない)にほふ雛の花―倉敷民藝館いけばな展―桑原専慶流」展が開催されます。

倉敷民藝館の通常の展示に加え、所蔵品を花器として利用し、桑原専慶流の生け花が飾られるとのこと。
ちょうどその時期は「倉敷雛めぐり」を開催中(2/26-3/13まで)。「雛めぐり」とは倉敷の5地区(倉敷、児島、水島、玉島、真備・船穂)各所でお雛様が飾られるイベントで、倉敷民藝館でも芹沢_介作「型絵染お雛様」が展示されるそうです。

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特別展「紅(くれない)にほふ雛の花―倉敷民藝館いけばな展―桑原専慶流」

会期 3/3(木)―6(日) 9時―17時
    3/2(水)9時―17時は生け込みの様子をごらんいただけます。
会場 倉敷民藝館(倉敷市中央1-4-11 電話086-422-1637)
料金 大人700円 高大生400円 小中生300円
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2011年01月19日

読谷北窯が倉敷民藝館賞を受賞、倉敷民藝館にて北窯展開催中です。(1/23まで)

「第9回倉敷民藝館賞」授賞式が18日、倉敷民藝館にて行われました。

沖縄県読谷村に共同で築いた「読谷山焼北窯」で作陶する松田米司さん・共司さん兄弟、宮城正亨さん、與那原正守さんに賞状などが贈られました。式には約50人が出席しました。

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(祝賀会の様子。左から宮城さん、松田共司さん、與那原さん、松田米司さん)

受賞記念展も23日まで開かれ、鉢や碗、湯呑など約1500点を展示即売しています。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。(倉敷民藝館HPはこちら

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(展示会場初日の様子)
(森原・倉敷民藝館学芸員)
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2011年01月15日

柏崎の黒船館と木喰仏をたずねました。

本誌3月号では、新潟県柏崎にある黒船館と吉田正太郎・小五郎兄弟の特集を組む予定です。その準備取材ということで、黒船館を訪ねました。

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(黒船館外観。建物は扇形、出島を意識しているそうです。)

大正13年、柳宗悦は木喰仏に関して、熱心に調査研究しその美しさを紹介しましたが、柏崎近辺の木喰仏調査の際に協力したのが吉田正太郎です。
その後も弟の小五郎とともに民藝運動に協力し、柳らと深い親交で結ばれていきました。
その吉田正太郎・小五郎兄弟のコレクションを紹介する美術館として平成7年、柏崎市制50周年を記念し、黒船館は開館しました。

吉田正太郎は、花田屋という呉服屋の三代目。生れついての物好きだったそうで、柳宗悦と出会う前から大津絵や木綿切れ、良寛、仙崖、ペリー渡来前後の関係資料などを集めていたそうです。民藝運動の関係者とも多くの交流があり、とくに川上澄生作品はたくさん収蔵されています。

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(黒船館展示風景。川上澄生作品がたくさん展示されていました。)

黒船館は正太郎の書斎号。自宅では多くのコレクションに囲まれて生活をしていました。
同館の大竹館長は吉田家と親戚筋の方でもあり、黒船館や吉田兄弟のことについて、裏話などいろいろなお話しをしてくださいました。
黒船館は、1・2月は休館中。3月より新しい企画で開館するそうです。
(黒船館HPはこちら

黒船館訪問の翌日は、柏崎と長岡に点在する木喰仏を見学しました。
木喰上人は生涯で1000体以上の木彫仏を残しました。新潟県内には300体近く作仏されており、柏崎近在にはそのうち80体ほどが安置されています。
この時期は当然のことながら雪が多く、雪に埋もれているものや所蔵されているお寺のご住職が不在など、全てをみることはできませんでした。それでも48体の木喰仏を見学できました。とくに真福寺の山門に安置されている2体の仁王像は、それぞれ2mを超す大型のもので、どこか優しい表情ですが、その迫力に圧倒されました。

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(雪に閉ざされた真福寺山門。)

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(仁王像阿像。体重はなんと525キロ。)

柳宗悦が実際に訪ねたものの幾つかを見る機会に恵まれ、雪が太ももまで埋まったり、暗くなってお堂をのぞいていて近隣の方に怪しまれたりと、いろいろな困難も伴いましたが、貴重な体験となりました。

今回お世話になりました、黒船館の大竹館長さんや職員の方々、訪問したお寺の方、そして木喰仏見学のために車を運転し、案内してくれた長岡の友人、皆様に感謝申し上げます。
(M)

※2011年3月1日(火)に3月号特集「黒船館 吉田正太郎と小五郎」を発行いたしました。(くわしくはこちら
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2010年11月06日

出雲民藝館特別展のお知らせ

出雲民藝館では、
12月18日(土)まで、
秋の特別展「出雲民藝協会会員愛蔵品による 民藝運動の巨匠達と古民藝優品展」が開催されています。

民藝運動の提唱者柳宗悦や民藝運動に参画した同人作家たち(河井、濱田、芹沢ら)は、島根県の民藝運動にも大きな影響を与え、出雲にもたびたび訪れています。その指導者たちの作品を展示するとともに、陶磁、染色等、古民藝の優品を紹介する特別展です。

また併催として、昨年の日本民藝館展で奨励賞を受賞した石飛勲さんの白磁展も同時開催中です。

関連企画として、以下の講演会も予定されています(会場は出雲民藝館)。

11月7日(日)14時より
「民藝運動の名匠たちと出雲」多々納弘光氏(出西窯相談役)

11月14日(日)14時より
「古民藝蒐集の楽しみ」三上利三氏(出雲民藝協会会員)
「白磁の仕事」石飛勲氏(陶芸家・白磁工房)

みなさま、是非お出かけください。
(M)

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2010年10月05日

愛媛民藝館に行ってきました。

10月に入り遅い夏休みをとり、初めて愛媛民藝館を訪ねました。

四国自体も初訪問。
当然ながら地理感覚も全くわかりません。ですが、松山からレンタカーを借り、ナビの力も借り、
高速を1時間ほどで、目的地である西条市の愛媛民藝館に到着しました。

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愛媛民藝館は、昭和42年に開館。
隣の郷土博物館とともに、四国の地域文化発信の拠点としての活動を続けておられます。
展示品は、西条近在や砥部焼、伊予絣など、地元のものを含め、東北から沖縄までの諸工芸品約2000点を所蔵。
中央の吹き抜けには、岡村吉右衛門作の大きな「日本民藝地図」があり、来館者を迎えてくれます。

現在は、3代目の岡崎館長が展示替えも一人でこなし、企画立案から雑事まで、孤軍奮闘されています。
今回お邪魔した時には、古伊万里を並べている最中で、試行錯誤して陳列を考えておられました。

今年の企画も目白押し。
皆さん、是非ご来館を。

○これからの展示企画
「伊予木工 伊藤信之作品展」
10月20日(水)-24日(日)

「倉敷本染手織会及び研究所作品展」
11月2日(火)-7日(日) 11月4日は休館、最終日は15時まで

「日本の手仕事展」
12月8日(水)-2011年1月23日(日) 月曜日と12月25日-1月3日まで、1月11、12日は休館

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館長さん(一番右の方)と館の職員の方々。私も写ってしまいました。

(M)

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