2013年12月28日

『民藝』新年号発行されました

『民藝』新年号が発行されました。

日本民藝館次回展示「茶と美」展に関連し、「棟方志功の愛蔵品」特集です。

棟方志功のお茶、河井寛次郎のお茶についての文章も寄稿いただいております。

ぜひお読みください。

http://nihon-mingeikyoukai.jp/society/book_mingei201401.html

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posted by mingei at 09:00| 『民藝』

2013年12月07日

12月号「田島隆夫の地機織」発刊しました。

『民藝』平成25年12月号 732 「田島隆夫の地機織」特集、無事に発刊いたしました。

本号の編集後記にも書かせていただきましたが、私(S)がはじめて特集担当をさせていただきました。

不勉強な点ばかりですが、皆様にご一読いただき、ご意見ご感想などをお寄せいただけましたら、幸いです。


それでは、少し図版から田島隆夫作品をご紹介したいと思います。

表紙は昭和39年、日本民藝館展にて日本民藝館賞を受賞した「格子絣着尺」です。

黄色と青、オレンジが鮮やかな格子絣ですが、色のコントラストが素晴らしく、美しい織物です。

余談ですが、はじめて拝見した際に「表紙はこれにしたい!」と秘かに決めていました(採用されて良かったです)。

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もう一つ、図版から作品をご紹介致しましょう。

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こちらは「大格子道中着」。

大きな格子が目を引き、光沢のある糸の風合いが存分に目を楽しませてくれます。


「着る」ための織物を織った田島さんの作品は、着てみてこそだそうですが、

お召しになった方のお話しですと、軽くて、着心地が良いのだそうです。

残念ながら、袖を通すことは叶いませんが、

その糸の風合いや植物染料で染めた鮮やかな色をお楽しみいただければと思います。

また、本文には道子夫人、染織工芸家の古澤万千子氏、ラオスで織物をしている谷由起子氏、

田島作品に影響を受けた大澤美恵子氏の文章も掲載しております。


今回、ご紹介させていただいた作品は、日本民藝館にて開催されます「平成25年度 日本民藝館展」(12月8日〜23日)

期間中も展示されておりますので、

お時間のある方は、ぜひ、実物をご覧になってください。

   
                                                                                                                                                                         (S)
posted by mingei at 17:03| 『民藝』

2013年11月16日

第12回「くらしの工芸展」開催

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兵庫県民芸協会後援の第12回「くらしの工芸展」が今年も神戸三宮さんちか3番街「さんちかホール」にて開催されます。

12回を迎える今回は、作り手の実演やワークショップ、民藝の理解や普及のために、民藝関連書籍などをご覧いただく「民藝ライブラリー」など、催しもいろいろあるそうです。

みなさま、ぜひ訪れてみてください。

「第12回 くらしの工芸展」

日時 2013年12月5日(木)−10日(火)
    10時から20時(最終日は18時まで)
場所 神戸三宮さんちか3番街「さんちかホール」
主催 「くらしの工芸展」実行委員会
後援 兵庫県民芸協会

[特別企画]
 実演ワークショップ
 毎日13時から15時まで
 5日 笹倉徹「南京鉋削り仕事」
 6日 藤原晶子「丹波布糸紡ぎ」
 7日 児玉正和「生反り刳り仕事」
 8日 藤田昌子「ウール糸紡ぎ」
 9日 高木泉「型染め葉書作り」
 10日 小島優「楊枝つくり」

[くらしの工芸展メンバー]
旭逸也、小島優、児玉正和、坂西康俊、笹倉徹、高木泉、辻本知之、中村紀子、西堀志伸、広瀬汎亨、藤田昌子、藤原晶子、前野直史

[今回のゲストメンバー]
阿部眞士、辻めぐみ、三宅義一、村上恭一

詳しい情報などは、兵庫県民芸協会ブログをごらんください。
http://hyogomingei.blogspot.jp/

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posted by mingei at 10:00| 各地民藝協会

2013年11月13日

倉敷民藝館「展示即売会 倉敷本染手織会作品展」(11/19から24まで)

倉敷民藝館では展示即売会「倉敷本染手織会作品展」が開催されます。

倉敷民藝館特設ギャラリーにて、本染手織の木綿、絹、毛などのショールや椅子敷、センターなど約800点の展示即売会です。
1953年に外村吉之介倉敷民藝館初代館長によって創立された倉敷本染手織研究所の卒業生の作品展。

会期 2013年11月19日(火)から24日(日)まで
    9時から17時まで(最終日は16時終了)
    展示会場は入場無料
会場 倉敷民藝館 特設ギャラリー
主催 倉敷本染手織会


[倉敷民藝館今後の開館情報]

12月1日まで 外村吉之介初代館長没後20年特別企画「少年民藝館展」
12月2日から5日 展示替えのため休館
12月6日から平成26年6月1日まで「倉敷民藝館の新しい仲間たち」

年末年始は、12月29日から平成26年1月1日まで休館


    倉敷民藝館ホームページ
    http://kurashiki-mingeikan.com/

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posted by mingei at 10:36| 各地の民藝館や関連美術館

2013年11月03日

『民藝』11月号が発行されました。

『民藝』11月号は、「柳家の食卓、平成25年度日本民藝夏期学校」の特集です。

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第1特集「柳家の食卓」では、柳家の自宅であった日本民藝館西館の紹介と、今回は、柳宗理夫人、柳文子さんへ「柳家の食卓のこと」をお聞きしました。

柳家に伝わるお料理のことや義母である兼子先生、夫である宗理先生の貴重なお話しを掲載しています。

戦前の柳家にお仕えした方の書かれた、当時の「柳家の献立ノート」も一部紹介。
表紙や図版は、柳家で実際に使用した陶磁器、食事をしている写真等です。

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第2特集は、「平成25年度日本民藝夏期学校」。

本年度3会場(沖縄やんばる、山形、越前)、小中学生対象の少年民藝夏期学校(熊本、松本、倉敷)の報告です。
参加された皆さんの率直な感想をいただいています。

目次等はこちら↓
http://www.nihon-mingeikyoukai.jp/society/book_mingei201311.html
(M)
posted by mingei at 10:17| 『民藝』

2013年10月14日

松本ウィンザーチェア講習会そのB

5日曇り。

朝9時に花月のロビーに集合。
車にて、会場の長野県工業技術総合センターに移動。
本日の参加者は昨日の参加者20名も合わせて約60名。
長野県に限らず、全国からいらしたようです。

会場に到着すると、『ウィンザーチェア大全』に掲載されている
村田新蔵氏のコレクションのウィンザーチェアが27脚ほど展示されており、圧倒されました。

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その他にも、個人作家さんの作品も展示されました。
いずれも昨日同様、触れたり、座ってみたりと
皆さん、多いにその質感を試されていました。

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講習会のタイムテーブルは以下の通りです。
午前10時〜
第1部 島崎信先生
「ウィンザーチェアの歴史とその背景・椅子の歴史におけるウィンザーチェアの重要性・日本独自に発展したウィンザーチェア」
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午前11時30分〜
第2部 村田洋子さん
「村田コレクションについて」(コレクションの1部の椅子を展示)
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午前12時〜
昼食・休憩
(休憩時間中「村上富朗のサックバックチェア」DVDを見ていない人のために上映)

午後1時〜
第3部 山永耕平先生
「ウィンザーチェアの製作工程と道具」

午後2時30分〜
第4部 西川栄明氏
「国内に所蔵されている名品解説とイギリス訪問報告」

休憩

午後3時30分〜
第5部
「木工家によるウィンザーチェア」
(村上富朗氏、デニス・ヤング氏、小島優氏、横山浩司氏、FDY家具デザイン研究所 参加木工家によるお話し。
村上氏は2年前にお亡くなりのため、ご友人である谷さんがお話されました。)
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午後5時終了。
ですが、実際には時間オーバーでした(笑)

内容は非常に濃厚で、お話を聞いているだけなのに満腹でした。
一生懸命講義を聞き、ご質問される木工家の皆さんのお姿に私も刺激されました。
それぞれのフィールドで頑張っておられます。

今回の内容にご興味のある方は、先の「松本ウィンザーチェアその@」に記載しました、
『ウィンザーチェア大全』をご一読ください。

イギリスに始まり、アメリカ、そして日本で独自の発展を遂げ、
現在でもたくさんの木工家や愛好家に愛され、作り続けられている。
そんなウィンザーチェアはとても魅力的です。

私が、このような素晴らしいウィンザーチェアをはじめに拝見できたことはとても光栄です。
この機会を下さった谷さんには本当に感謝しております。
この場をお借りして改めて、御礼申し上げます。

また、講義をしてくださった
島崎先生、山永先生、西川氏にも御礼申し上げます。


今後の『民藝』の編集に活かせる機会が得られ、本当に良かったと思います。
この度のたくさんの人の出会いにも感謝です。


終わり。

                                                                                    
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posted by mingei at 10:00| その他

2013年10月10日

松本ウィンザーチェア講習会そのA

4日午後。
松本市の天気はうす曇りでした。
 
5日の講習会に先駆け、
松本民芸生活館(通常非公開)の見学を行いました。
4日の参加者は木工家と木工研究家の方など20名が参加しました。
(松本ウィンザーチェア講習会そのAで記載した島崎先生、山永先生、西川氏も参加。先生達は松本民芸家具の工場もご見学。)

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こちらの松本民芸生活館は、かつて松本民芸家具の職人が寝起きした生活の場です。
現在は池田三四郎先生が集められたコレクションと松本民芸家具で製作された年代物の椅子が並んでいますが、
朝のお掃除は現在でも職人さんによって行われているそうです(ちなみにお湯は使用禁止だそう)。
今日ではなかなかない習慣です。

内部写真は撮影することができませんでしたが、
松本民芸家具 常務の池田素民氏のご案内に加え、実際のお宝の椅子に触れ、座ることができるということで、
参加者の皆さんは、実際に座った感触を確かめたり、どこで作られたものなのか、素材は何かなど様々な質問をされていました。
なかには、濱田庄司がスペインで購入した「ゴッホの椅子」と呼ばれる椅子もありました。
この椅子を研究されておられる参加者の方は、とっても嬉しそうで印象的でした。


見学終了後はホテル花月さんにて懇親会が行われました。
松本といったら、民藝といったら「花月」さん!
というくらい有名なホテルです。
ロビーには我々の『民藝』紙も置いて下さっていました。
ありがとうございます!

お料理も大変美味しく、参加者の皆さんは
お互いの交流の場として、思い思いの時間を過ごしておられました。

2時間程、お料理を頂いた後、
黒田辰秋先生が魅了された「ゴッホの椅子」の製作風景をの映像を拝見しました。
先生がスペインに赴きご自分で撮影された映像と、先生がご自分の作品製作をされている映像を拝見いたしました。
※注 黒田先生が製作されていたものは「ゴッホの椅子ではなく、棚でした。

鑑賞終了後には
黒田先生の未完成の作品の一部も登場し、
どのような仕組みでどのように製作しているのか、皆さん熱心に観察しておられました。

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(谷進一郎さんが手に持っておられるものが黒田先生のものです。)

4日は、午後からではありましたが、
大変濃厚な時間を過ごすことができました。
木工初心者の私にも、専門家である皆さんは私のつたない質問にも丁寧にお答え下さり、
これまでより木工に興味が湧きました。
たくさんの専門家に囲まれ、大変勉強になりました。

5日はまた次回。

つづく。


                                                                                    
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posted by mingei at 17:25| その他

松本ウィンザーチェア講習会その@

10月4日─5日の二日間で松本に行ってきました。
これから3回に分けて松本のブログを更新して行きたいと思います。
よろしくお願いいたします。

今回の目的は、4日午後からの松本民芸生活館の見学と5日に長野県工業技術総合センターにて開催された
「信州木工会木工研究会主催 ウィンザーチェア講習会」に参加するためでした。

お話しの始まりは、今回の企画、運営を行った木工家の谷進一郎さんから参加のお誘いをいただいたことがきっかけでした。
「木工家の方ばかりですが、ぜひいかがでしょうか」とのお話しに少し不安はありましたが、
思い切って参加させていただきました。

今回の参加は、今年の4月に出版された『ウィンザーチェア大全』を読んでくることが前提条件でした。
こちらの書籍です。
↓ ↓ ↓ 
 whinza201306.jpg                
今回の講習会には、この本の著者である島崎信先生(武蔵野美術大学名誉教授)、
山永耕平先生(FDY家具デザイン研究所主宰)、西川栄明氏(編集者・椅子研究者)が講師として参加されました。

(※こちらの書籍に関しての紹介文を西川氏にご執筆いただき、本年度『民藝』6月号 「濱田庄司記念益子参考館 再建記念特集」にて
掲載させていただいております。よろしければそちらもご覧ください。)


私も拝読いたしましたが、ウィンザーチェアの歴史や成り立ち、ウィンザーチェアの名品紹介、
種類ごとの製作の工程など読みごたえのある内容です。
専門的な部分もありますが、図版として持っておきたいと思う1冊です。

4日の内容はまた次回に。                                                                                   

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posted by mingei at 14:34| その他

2013年10月08日

滋賀県立近代美術館にて「柳宗悦展―暮らしへの眼差し―」開催(10/12から11/24まで)

滋賀県立近代美術館では、「柳宗悦展―暮らしへの眼差し」が開催されます。

滋賀にゆかりの大津絵も展示されるそうです。

2013/10/12から11/24まで開催。
午前9時30分から午後5時
大人950円 高大生650円 小中生450円
休館日 月曜日(祝日の場合は翌日休)

http://www.shiga-kinbi.jp/

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よろしくお願いいたします
(M)
 
posted by mingei at 10:00| 展覧会情報

2013年10月06日

出雲民藝館「日本のすぐれもの展」10/5-11/15まで開催

出雲民藝館では、特別展「日本のすぐれもの展」が開催されます。

グラフィック社刊『民藝の教科書』@からCに掲載された作品を抜粋して展示・販売されるそうです。

2013/10/5-11/10まで
(11/10は午前中で閉館)
午前9時から午後5時まで
入館無料
休館日 月曜日(祝日の場合は翌日)

出雲民藝館
〒693-0033島根県出雲市知井宮町628
電話 0853-22‐6397

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(M)

posted by mingei at 10:00| 展覧会情報